<< August 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
PROFILE
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
それでも人を愛する犬
それでも人を愛する犬
田辺 アンニイ
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
危険な油が病気を起こしてる
危険な油が病気を起こしてる
ジョン フィネガン
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
 
実話「実験犬シロの願い」
 医大受験会場に届いた、ただならぬ犬の悲鳴。実験棟では動物の骨を折り、多臓器不全を引き起こすような外傷を与えることなど、実験という名のもとでは、誰もが勝手に動物に対してこのような蛮行ができる。密室の中ではどんな残酷な実験が行われていても構わないのだ。

 心理的ストレス状態を引き起こすために、足を繰り返しハンマーで打ち砕かれた子犬は、何の手当もなされなかった。(日本の研究施設で英国人が撮影)これが人に役立つ実験なのか。動物実験に関するサイトや資料を読んでいると、人間に対して効果が期待できる内容はほとんどなかったという。改めて無用の実験に対して憤りを覚える。

「医学研究に使われる動物実験は人の為であるから仕方ない」というのは事実に反しています。AFMAの代表Ray.Greek医学博士とJean.Greek獣医学博士は、その根拠を明確に証明しています。

 動物実験では、人の病気のための治療法(薬)の安全性を確認することはできません。
 動物実験は人間の健康にとって、とても危険なのです。これまでも動物実験は医学の進歩に貢献していません。むしろ、その弊害は多くの人間を死に至らしめてきました。

 人間の病気の動物モデルは、人間との種差のために、多くの弊害をもたらしてきました。犬やマウス、猿では認知されなかった副作用が、人間には現れるということが数多くあるのです。

JFMA(Japanese For Medical Advancement)のウェブサイトより引用。JFMAはAmericans For Medical Advancement(AFMA)の日本語サイト。

 無益で残酷な動物実験を減らす為にも、友人や知人にその実情を知ってもらうことが大事。
 そこで、夏休みの宿題「読書感想文」がまだ書けていない学生さんや子ども達に、是非読んでもらいたい本がある。「実験犬シロのねがい」だ。

 脊髄の神経を切断された実験犬シロは、見るからにおかしな様子の犬達がいるとの近所の方から保護団体への通報で明らかになった。
 病院の実験棟のなか、光の届かない暗い狭い檻で長期間拘束されているところ、心優しい飼育係のおじさんが「あまりにも可哀想だから」と研究施設が休みのときに内緒で庭へ出してあげていたのだ。仕事が休みのときに、わざわざ施設に出向いて檻から出してあげていなかったら、この不幸な犬達は一生暗い狭い檻のなかだっただろう。

 この実験室では、犬たちは手術の後、どんな手当もしてもらえません。シロが手術後、傷口が化膿し、下半身にうみがたまっていても、手術した医者たちは見にも来ませんでした。手術で体力が衰えている上に、カイセンという皮膚病に感染し、全身の毛が抜け落ち、とうとうこのまま放置されれば、死んでしまう寸前になっていました。

 シロを緊急保護して運んだ動物病院の獣医さんは、「これはひどい!安楽死させた方がいいのでは…」と言われました。
 でも、シロは、さやかさんたちの献身的な世話によって、命を取り留めました。

 かわいそうなシロの姿は、いくつものテレビ番組で放映され、新聞や雑誌も大きく取り上げました。私たちが国立病院に対して動物実験の廃止を求める署名を呼びかけたところ、1ヶ月半で1万名も集まり、たくさんの激励が寄せられました。また、同病院へは全国から抗議の電話と手紙が殺到したそうです。

 実話「実験犬シロのねがい」を監修された野上ふさ子さん(地球生物会議、動物実験廃止・全国ネットワーク・代表)は、この事件の感想を次のように述べられています。
 
 「元の飼い主に暴力を受け、処分してくれと動物管理事務所に持ち込まれ、そして脊髄の神経を切断されるというもっともつらい実験を受け、冷たい鉄の狭い檻の中で死にかけていたシロの、あまりに哀れな短い一生でした。シロは2歳あまりでその生を終えました。けれどもシロが社会に投げかけた波紋は、はかりしれないものがありました。飼い主に捨てられた不幸な動物たちのことを考えるとき、そして動物実験反対の世論が広がるとき、シロは人々の記憶の中にいつでも思い起こされるだろうと思います」

 「実験犬シロのねがい」に登場する、国立病院から保護されたビーグル犬のメリーの話も胸を打つ。

 メリーは、最初から実験用の犬として生まれた。この病院に来る前にはワクチンの研究に使用され、ずいぶんと苦しい思いをした。それでもなんとか生き延びたら、今度は脊髄の実験に使われたのだ。不幸はこれだけでは終わらない。実験をした医師が間もなく転勤したために、実験したことさえ忘れられ、5年間も施設のゲージに入れられたままであった。

 檻の中に長く閉じ込められていたメリーは、足が床棒の間から落ちないように、いつも足先でしっかり棒につかまっていなくてはならなかった。そのため、肉の中に爪が食い込んで、はれあがり、じゅくじゅくしていた。元気はまるでなく、せまい檻のすみに、じっとうずくまって、大きな目で悲しそうに遠くをじっと見ている。生まれて一度も、飼い主の暖かい愛情も世話も受けたこともなかった。続きは是非この本を読んで欲しい。やさしい飼育係のおじさんと献身的なボランティアの皆さん力で救出されたメリーとシロの話を。

 この本の最後で、ずさんな動物実験の実態をあばき、犬猫の実験払い下げを廃止させたシロの事件をふりかえって、野上ふさ子さんは次のように書かれています。

 「東京都ではこの当時、30もの医学系大学や製薬会社などに毎年2千匹以上の犬と猫を実験用に渡していました。そこで私たちはまず、都に対して、シロを渡した国立病院の施設を立ち入り調査すること、それから都が払い下げをしているすべての施設についても実態を調査の上、直ちに実験払い下げをやめるよう求めました。この調査の中で、ずさんな施設の実態がいろいろと明るみに出て、東京都は同病院への払い下げは即時廃止し、また同時に払い下げ自体を廃止していくことを約束してくれました。

 私たちはこの事件をきっかけに、人々に動物を捨てないように訴えると同時に、実験払い下げを続けている道府県に廃止を求める活動を進めてきました。シロの事件があった1990年(平成2年)当時は、約100万匹もの犬と猫が飼い主に捨てられ、行政の施設で殺処分されています。それから10年後の2000年(平成12年)には、殺処分数は50万匹に減少し、実験に回される犬と猫の数は、1万匹まで減少しました。

 この21世紀になった今なお、飼い主に見捨てられ殺処分されている50万匹、実験室に送られる1万匹の数を、私たちは一刻も早くゼロにしたいと願っています。

 私たちは、国(厚生省)に動物実験の現場でどんなに動物たちが無慈悲に引き取り扱われているか、そしてそのような実験が研究者たちのモラルを退廃させ、また税金を浪費するばかりであることを訴えました。実際、この国立病院は、十年以上も前からずさんな実験のあり方が新聞で報道されるほど、近隣の人々や患者たちの批判を浴びていながら、何の改善も行っていなかったのです。

 シロの事件が起こるまでの10年間に200頭以上の犬が実験に使われていましたが、5年前からは研究論文もなく、報告書さえ出されていませんでした。

 とうとう、国はこの病院での動物実験に対する補助金をうち切り、この実験施設での研究は「終了」となり、施設も閉鎖されました。シロやメリーは、払い下げの廃止ばかりでなく、密室の中で行われる動物実験自体の無益さ、残酷さを社会に問いかけたのです。」



 「医科系の大学の近くに住む人、あるいはその側を通った人の中には,食べ物や飲み水をろくろく与えられないで、やせおとろえた体を鎖につながれ、雨をさけて軒下にうずくまっている犬や、屋外にほうり出された犬の解剖死体を見た人は何人もいるにちがいない」(田嶋嘉雄『ラボラトリーアニマル』1984年3月号)

 ☞ 大学の動物実験・・日本の5つの大学の動物実験の実態が明らかに!
 読み進むのも辛い内容だが目を背けては何もはじまらない。
 このサイトを読んで特に印象に残ったのが、笑い飛ばす為だけに残された7才以上にもなる大きな雌猿の話だ。

 施設のドクターらは、他の猿に薬を与えやすくするための鎮圧の手段として彼女を使っていたのだ。収容されている他の猿が、その叫び声に怯え恐怖でおののくからだ。

 ドクターはその7歳の老ザルを振り返り、彼女のケージの両サイドにある2つのハンドルを自分の方にぐいと引っ張った。これにより彼女が上面に押しつぶされるまでケージの後ろの金属製の棒が押し出る。彼女は甲高いすさまじい叫び声を上げた。ドクターは彼女を放して笑い、捨て台詞を吐き怒鳴った。
 そして彼女は元の場所に物のように戻された。頭をうなだれた彼女の左の目から涙が落ちるのを調査員は見のがさなかった。

 これから先も他の猿に薬を与えやすくするための鎮圧の手段として、彼女の耐えられない苦痛による叫び声が利用されるかと思うと怒りが込みあげる。調査員が、なんとか彼女を助け出してあげたいと思ったのも、普通の人間なら誰もが同じように考えることで当然だ。

 企業の動物実験を減らし無くしていく為の皆の力も必要だ。
 化粧品・トイレタリー製品の動物実験の廃止がどうしてすぐにできないのか、不思議で仕方がない。人間への安全性の確認されている多くの原料があり、また、動物実験より有効かつ経済的な代替法が開発されているのにだ。

 ウサギの目を使った刺激性テストは最もよく知られており、信頼性も低い実験法のため世界中から非難を集めてきた。ウサギは涙が流れにくいので、この実験法に最もよく使われる。しかし、近年人工の目の角膜の組織を使った代替法が、従来のウサギの実験よりも優れていることがようやく認められた。

動物の権利と動物実験の無益さついて分かり易く説明されたサイト


日本の恐ろしい現状
■教育・研究の名さえあれば、誰もが勝手に動物を使って実験できます。
■小中学校でも動物の生体解剖が許されます。
■動物実験を行う大学の医学部等では、動物福祉の教育カリキュラムがありません。
■失敗した実験データは捨てられ、重複実験をチェックする仕組みがありません。
■企業や研究機関の競争のために、同じような動物実験が繰り返されています。
■利害関係のない第三者による監視制度も、政府の立ち入りもありません。
■密室の中でどんなに残酷な実験が行われていても、明るみに出ることも処罰されることもありません。

資料請求は…
動物実験廃止・全国ネットワーク(AVA-net)まで。AVA-netでは各種チラシを用意されています。


私達にできること
● 知人友人にチラシを渡し、動物実験の問題を知らせましょう。
● 洗剤や化粧品など日用品で動物実験されていないかどうか、メーカーに問い合わせ、動物の犠牲のない製品を買いましょう。
● マスコミにメールや手紙を送りましょう。
● 動物実験の法規制を求める署名を集めましょう。
※ チラシ「動物実験に法規制を 動物実験に対する監視と情報公開を求めましょう」

 次に、なかのまきこさんの「野宿に生きる、人と動物」も是非読んで頂きたい本だ。著者の動物への関心は、犬のただならぬ悲鳴を聞いたことから始まった。本blog冒頭で書いた、受験会場の医大での出来事だ。

 野宿者のテントが立ち並ぶ、大阪市の西成公園。クリスマスイブ、そこで暮らす男性(66)を訪ねた。ビニールシートの切れ目から、三毛猫が顔を出す。「どんぐりーっ、元気そうだね」。手にはえさと薬を抱え、具合の悪そうな犬猫を見つけると、体を触りながら診察していく。

 往診専門の動物クリニック(東京)院長。東京の隅田川や荒川の河川敷、大阪の公園で暮らす人たちが飼う犬や猫を無償で治療している。飼い方を指導し、不妊去勢手術も手がける。「動物と暮らすのに、貧富の差も格差社会もない」という。

 たくさんの子犬や子猫が無造作に捨てられる。野宿者たちはその犬猫を引き取り、自らの食事を抜いてえさ代を工面する。自治体の担当者に「ペットはぜいたく品。生活保護では飼えない」といわれ、やむなく路上生活を続けている人もいる。一緒に家で暮らせるよう自治体にかけあう。そんな交流をつづった「野宿に生きる、人と動物」(駒草出版)を来年出版する。

 19歳の時、医大を受験した。そこで犬の絶叫を聞いた。試験の後に駆けつけると併設の動物実験施設だった。以来、安易な動物実験に反対する運動に加わり、31歳で獣医師に。日本では年間30万匹の犬猫が殺処分される。悲劇を少しでも減らそうと、犬猫の飼い主探しに奔走する。

「ブランドの服を着た犬とごみのように捨てられる犬。信じがたい不公平。命の選別などだれにもできないのに」

なかのまきこ(41歳)
(朝日新聞2009年12月29日付朝刊「ひと」欄から)




(アンジュー店主)
愛犬とお友達 | 16:38 | - | trackbacks(0)
京都御苑の夏 百日紅


 お昼どきの散歩は、とくに今年のような猛暑だと人間以上に犬にとっては過酷だ。アスファルトからの灼熱の熱放射は高温で、とても素足で歩けるものではない。犬にとっても辛いだろう。ミニチュアダックスなどの足が短い犬種は、強い陽の照り返しと放射熱の影響を強く受ける。その温度は60℃以上あるとも言われるので、街中の散歩は御法度にしている。
 京都御所は芝や土のおかげで、足底のやけどの心配等がないので愛犬との散歩も助かる。土や砂は熱をため込まないからだ。しかし8月末でも最高気温が35℃を下らない連日の日中は、さすがに散歩をする人の姿もまばらだ。



 そんな過酷な時間帯でも、日陰は思いのほか涼しくほっとする。風が吹けば快適なくらいだ。
 ジュンは普段室内で過ごすことがほとんどなので、暑い夏のお昼でも散歩が嬉しくて仕方ないようだ。ハアハアいいながらもいつまでも弾むように歩いていた。



 軽いヘルニアで散歩はしばらく中止していたアンジーも元気になって歩くようになった。



 「約100日間紅花を咲かせる」のが名前の所以である百日紅(サルスベリ)。焼けるような熱さも関係なく元気に咲き誇っているので改めて驚く。建礼門前や九条池周辺、寺町御門などで見られる。

(アンジュー店主)
京都御所 | 21:01 | - | trackbacks(0)
肝臓を良くする20のプログラム/癒し雑貨のお店アンジュー
 猛暑続きで晩酌のビールが増える方も多いようだ。私も同類で病院の定期検診でもγ-GTPが高値続きである。反省から家で口にするのはアルコール0.00%の「キリンフリー」に決めている。近頃はアサヒやサントリーからも同種の商品が登場したので飲み比べてみたいと思っている。休肝日が苦にならないのは嬉しいことだ。

 さてγ-GTPの高値が気になって、最近よく目を通す資料がある。以前アンジューのスタッフが杏林予防医学研究所の研修会に参加した際、ノートにまとめた「肝臓を良くする20のプログラム」である。職場の同僚や先輩から飲み会のお誘いがあって、どうしても断われずお酒の席が増える方も多いだろう。肝臓の数値が心配な方は、是非このノートを読んで参考にしてもらいたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「肝臓を良くする20のプログラム」

 私たちに日本人には、和食という素晴らしい食文化がある一方で、ある特定の食品や原料の危険性に対して鈍感であり、欧米に比べて意識が低いといえます。

 2007年の今年、これまで公で問題視されていなかったトランス脂肪酸の問題を取り上げた特集が日本ではじめて報道されました。

 トランス脂肪酸とは、植物油を加工する過程で発生する自然界には存在しないタイプの脂肪酸です。パンやお菓子などで「マーガリン」や「ショートニング」が原料に記載されているものはすべて、このトランス脂肪酸を含むといえるでしょう。トランス脂肪酸は細胞の機能を低下させるため、アレルギーやガンなどの病気の原因となるほか、脳細胞の変形により、うつ病やキレるといった衝動の原因とも考えられています。

 アメリカではすでにWHOでその危険性が認められ、2006年12月ニューヨークの飲食店ではトランス脂肪酸を含む油の使用が禁止され、約2万店で一斉に調理油の切り替えが行われました。しかし日本では、依然として食品への表示義務もないため、多くの人が知らず知らずにこれを口にしています。

 戦後から現在まで、身体に良いとされてきた牛乳についても同様です。牛乳は「リキッドミート(液体の肉)」とも呼ばれ、代謝に非常に負担となります。日本では長年にわたって学校給食として乳を児童に与えていますが、子どもは大人以上に身体への影響を受けやすいことを考えても、牛乳が良い食品だと推奨している行政の責任は重大といえます。

 トランス脂肪酸を多く含む食事や、間違った知識のもとに選択される食生活が身体の健康を害するのはもちろんですが、どんなに健康を意識しても完全に有害なものを避けることは今や不可能な時代となりました。そこで、解毒の最大の器官である肝臓を正常に機能させ、解毒を促すことが重要となります。

肝臓を強くする20の法則

1) 食べ過ぎない

・食べ過ぎは、過剰な栄養の処理に追われて、肝臓が疲労する。

2)卵、牛乳、乳製品、肉類、小麦粉(パン、パスタ、麺類等)などを食べ過ぎない

・高タンパク、高脂肪な食べ物の消化は、他の栄養を処理するよりも肝臓にとって負担になる。

3) 揚げ物(フライ、てんぷら、スナック菓子等)を食べない

・過酸化脂質、トランス脂肪は肝臓にとって非常に有害である。

4) 野菜や果物、海藻、キノコ類を積極的に摂る

・食物繊維は便通を良くする作用があり、腸内細菌を良い方向へ導く。

・便通や腸内細菌の改善は、腸内からのアンモニアの吸収をおさえる。

5) 大豆製品(植物性タンパク質)を食べる

 ・肝臓が弱るとタンパク質の消化が増大し、また合成障害などで体内のタンパク質の産生や吸収も低下する。このため、体内で再構築が容易におこなわれる必須アミノ酸 を十分に確保する必要がある。

・肝臓の働きをよくするには、アミノ酸のバランスがよく、消化、吸収がよい食品が求められる。豆腐などの大豆食品は低エネルギーで多く食べられることから、肝臓のためのタンパク質の補充源として最適。

・大豆に含まれるサポニンは、過酸化脂質を抑えて肝臓を再生させ、肝機能を正常にする。高脂肪食を摂りすぎると過酸化脂質が増加し、肝機能障害を起こしやすくなるが、大豆特有のサポニンは過酸化脂質ができるのを抑え、大豆タンパクの肝臓再生作用とともに肝機能を正常に保つはたらきがある。

6) 未精製の穀物を摂る

・エネルギー源となる炭水化物は未精製の穀物から摂る。

・未精製の穀物にはビタミン、ミネラルや食物繊維も豊富に含まれている。

・肝硬が弱っていると、血糖を調節する能力が低下するが、未精製の穀物は、グリセミック指数(GI)値の低く、血糖の急激な上昇を防ぐ。

7) 食品添加物、農薬などの有害物質を避ける

・解毒、排出を担当する肝臓の負担を減らす。

8) 肝機能を高めるスーパーヒーリングフードを食べる

9) 牡蠣、アサリ、しじみ、イカなどタウリンが豊富なものを食べる

10) 睡眠不足、夜更かしをしない

・起きて活動する時間が長ければ長いほど、肝臓はエネルギーを消耗する。

・活動のあとに発生した様々な老廃物を処理するのも肝臓の役目。

→睡眠不足は2つの余分な負担を肝臓にかける。

・夜型の生活は自律神経のバランスを崩し、肝臓にも悪影響を与える。

11) 質の高い睡眠をとる

・硬いベッドで寝る。寝室に炭を置く。

・炭は電磁波を遠ざけ、家庭内の磁場をよくする。

12) 運動をする

・運動不足による過剰な栄養の蓄積や排出は肝臓に負担をかける。

・運動不足で筋肉を動かさない、末梢からの血液の戻りが悪くなり、汚れた血液が体に溜まる。肝臓はその処理に追われる。

13) ストレスを避ける

精神的なストレスは交感神経を緊張させるが、肝臓を始めとして臓器を動かす神経は交感神経と拮抗する関係にある副交感神経であるため、体がストレスに対して抵抗している間、肝臓はうまく働けない状態が続く。

・交感神経の緊張は多くの内臓の血液量も減少させ、肝臓に余計な負担をかける。

■脳に血液を供給するためには、肝臓のはたらきが重要である。

■精神的ストレスで脳が酷使されると、大量の血液が必要となり、肝臓の負担が大きくなる。

■肝臓のはたらきがよいと血液の供給力が大きく、脳は酷使に耐えられる。

■肝臓の能力が小さいと、脳は疲れやすくなり、思考力が散漫になり、イライラして怒りやすくなる。

■肝臓が弱ると、睡眠にも影響し、寝付きが悪く眠りが浅くなる。 →ストレスにも弱くなる。

14) アルコールを摂りすぎない

■日本人は肝臓が弱い民族

・欧米人に比べて体格が小さな日本人は肝臓が小さい。

・肝臓は加齢とともに総量が減るが、日本人は欧米人よりも減り方が大きい。 
→日本人は欧米人よりも肝臓に負担がかかりやすく、肝機能障害を起こしやすい。

■日本人の約4割の人は遺伝的に、アルコールからできたアセトアルデヒド(アルコールの10倍の毒性)を酢酸に分解する酵素であるALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)が不足している。
→洋酒のような強い酒は、悪酔いしやすく、肝臓への負担も大きい。

■必須アミノ酸の中でも、特にアラニンとグルタミンをいっしょに摂ると、アルコールとアセトアルデヒドの分解スピードを速める。

 肝臓では、アルコールとアセトアルデヒドが代謝される過程で、「NADH」という物質ができる。どんどん肝臓にアルコールが運び込まれた代謝がフル回転すると、このNADHが肝臓内にたまってきて、分解の効率が徐々に落ちてくる。アラニンとグルタミンは、肝臓でNADHと反応してNADHを速やかに除去する。これによって、アルコールの分解プロセスが効率低下を起こさなくなるので、分解スピードがアップする。

15) 薬を常用しない

・薬も毒と同様、解毒のシステムに負担をかける。

・薬の中には交感神経を興奮させる作用があるものも多く、肝臓を疲れさせる。

16) 朝食を抜いて、半日ファスティングを習慣にする

17) 宿便をとって、腸のバリアを強くする

18) 植物性乳酸菌を摂って腸内環境を改善し、肝機能を高める

19) 水風呂に入る

・風呂あがりには、水のシャワーや水風呂で皮膚と神経を強化する。

20) 呼吸法を身につける

・正しい呼吸法は、酸素の供給に重要。

 以上の20項目が肝臓の強化に効果的ですが、肝臓に限らず、全ての器官において毎日の食事から摂る栄養は特に大事です。人の体は食べたものからできています。見かけは質素でも自然の食べ物には無限のエネルギーが秘められています。「自然療法は台所からはじまる」という言葉をぜひ覚えてください。そして今日から、食卓に並べられる食事を改善してください。

 多くの人が少しでもはやく価値ある食品について学ぶ機会が増えることを願います。

                           2007/11/26 アンジュースタッフ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
杏林予防医学研究所 | 20:21 | - | trackbacks(0)

▲PAGE TOP